やっぱり、プラが好き! vol.25
- 2022/7/8
- Column

いよいよ今年2021年も残すところ僅かとなりました。
結局、今年もタイヘ行けず残念な一年となってしまいましたが、皆様にとっては、どんな一年となりましたでしょうか。
渡泰できなかった割には、コレクションナンバーは、本日ご紹介する2点を含め、昨年末のNo.190からNo.216となり、26増加しました。
セット物もいくつか含まれていましたので、プラの個体数はこの倍くらいあるかもしれませんねぇ。
さて、今年最後にチャオしたプラは、以下の2点であります。
1点目は、弊ブログを長くご覧頂いておられる方(こんなご奇特な方がどれだけいらっしゃるか分かりませんが…)にはお分かりのことと存じますが、私にはあるネットオークションで厚い信頼を置いて何度も良い取引(チャオプラ)をさせて頂いている方がございます。
この方は、タイを中心とする東南アジア方面の仏教歴史遺産、とりわけ仏像に造詣が深く、タイ各地の博物館を渡り歩き、タイ人と直接交渉をしながら、主に出土物の仏像ないしは仏像片を収集されており、その様子をブログに上げておられます。
そして、直近に上げたブログが1200回目の更新を迎えたということで、ネットオークション出品物を12%offでお譲りされる旨を告知されておりました。
これを拝見して、この方の出品物で以前からずっと気になっていたもののチャオできずにいた一品を、この際思い切ってチャオさせて頂くことと致しました。
それが以下のプラでございます。
【No.215】クルアンラーン パラッキッ ルアン・ポー・ガラン
出品者の解説によりますと「タイ アントン県の高僧ルアンポー・ガランのお守りパラッキッ(男根型のお守り)です。猿が乗った形状のパラッキッは現代では人気のパラッキッですが最初に作ったのが高僧ルアンポー・ガランだと思います。
こちらは初期~中期に作られたもので40~50年前のものです。高僧ルアンポー・ガラン後期のパラッキッにはかなり大型のものもあり、店頭などで神棚に祀られていることがあります。材質は木製。御利益は商売繁盛、人気向上系のお守りです。
パラッキッは「クルアンラーン」という分野のお守りですので自由な方法で身につけてもいいお守りです。小さな布袋の中に入れて携帯するのが良いと思います。」とのことであります。
さらに今回の遣り取りでも次の解説も頂きました。「木製のお守りは珍しいが、そのほとんどがクルアンラーンと呼ばれる手作りの1点モノのお守りです。木製の猿のお守りで最も有名で高価なのがルアンポー・ディン(チャチェンサオ県)です。
仏暦2480年代頃から作られたものですが、こちらのルアンポー・ガランの猿のパラッキッも初期に作られたもので木の風合いが滑らかでとてもいい状態になっています。
パラッキッは商売繁盛、人気向上のお守りですが、猿をモチーフにしていることから危険を回避すること(タイ語:ケウカート)もこのお守りの御利益のひとつだと思います。気に入って頂けると幸いです。」

2点目は、やはり弊ブログをご覧頂いておられる方にはお分かりのことと存じますが、普段からお世話になっているYSさんから無償でチャオさせて頂いたものであります。
ひょんな事で、この型のプラリアンの材質の事で話を伺った際に、これを複数持っているので1つあげますよ!とご提案頂き、そのお礼の昼飯1回と引換え(無償か?)にチャオさせて頂いた次第です。
もともと、この型の銀製のプラを今年チャオしており、銅製も揃うのは有り難いことであります。以下をご覧下さい。
【No.216】リアン・ルンセーイット6ロープ・ピムレック・ヌアトーンデーン 2537年 ルアンポークーン・ワットバーンライ
ルアンポークーンが72歳(6ロープ=72)の誕生日記念として72日間に渡り祈祷した非常に祈祷パワーの強いリアンです。
まだ枠に収まっておりませんので、次に渡泰した際には、枠入れをしてきたいと思います!



恐らく、これをもちまして、2021年の私のプラチャオ活動は打止めとなります。
おしまい。
もう、新型コロナ・オミクロン株感染大爆発!ってな感じですねぇ。
案の定、検査キットや検査試薬が足りなくなり、濃厚接触者は症状が出たら検査もせずに、オミクロン株感染確定とするという…。一体、どこの国の医療体制か?と疑いたくなる状況ですが、この国の医療はどこへ向かっていくのかしら…。
彼の国タイでは、来月より「TEST & GO」を再開し、先日、保健事務次官が「世界保健機関(WHO)による承認のあるなしにかかわらずタイ保健省では新型コロナウイルス感染症がパンデミック(世界的大流行)からエンデミック(特定地域で普段から繰り返し発生する状態)に移行したと今年末に宣言する方針である」ことを明らかにするなど、先々の明るい展望が開けているというのに…。
そのタイですが、、いくつか生活に関わる変化が生じています。
その① 地下鉄(MRT)の改札がクレジットカード可に
地下鉄(MRT)は、1月29日から運賃支払いにVISA及びMastercardのクレジットカードによるコンタクトレス(非接触)決済システムを導入すると発表しているようです。
これにより運賃の支払い方法が簡素化され、利用者は長い列に並ぶ必要がなくなるとのこと。
まずはブルーライン及びパープルラインが対象で、トライアル期間を設け試験的に開始するようです。
これは、便利になりますねぇ。でも、日本で発行されたカードも使えるのかなぁ~。
その② 運転免許証がアプリ化へ
陸運局が、運転免許証を携帯する必要がなく、アプリのスクリーンキャプチャーを表示することで代用が可能になると発表したようです。
同局によると、公式スマートフォンアプリ「DLT QR Licence」に登録し、アプリで表示される免許及びQRコードが免許証として扱われるとのこと。
その③ 20バーツはポリマー紙幣に
タイ銀行総裁は、20バーツ紙幣の素材をポリマーに変更すると発表したそうです。流通が始まるのは3月24日からのよう。
従来の20バーツ紙幣は最も使用されることから消耗が早いため、新しい状態で長く使えるポリマー素材に変更するというのが趣旨。
ポリマー製の20バーツ紙幣は湿気や汚れを吸収しにくく耐久性が高いため、環境保護にも貢献できるそうです。
さて、本題。
我らが「ルアン・ポークンオッサン」が、今年初のプラコンテストに出品し、その入賞プラを放出するようだ、との話をYSさんから伺い、ドキドキしながら待っていたところ、オファーが届きました。
今回は、ウッタラディット県という、タイ・北部の県の一つで南側はピッサヌローク県、東側にはラオスとの国境を有し、バンコクから約500㎞の地で開催されたプラコンテストに参加されたようです。


地方とはいえ、会場の熱気は凄そうですね。一度コンテストに行って見たいですねぇ~。
なお、今回はいつもより出品数が少なかったようでしたが、その中で次の2つをチャオさせて頂くこととしました。
【No.217】リアン・シーリアムホンマンコン ヌアグンカットンガウポントーンカーウ ルンサオ5 クンパンラーン 2537年 シリアルナンバー9156
あまり見たことのない型でしたが、YSさんいわく、ルアン・ポークンのプラ本にも掲載されている型とのこと。プラのデザインと名前にありますとおり、ルアン・ポークンの両脇に龍と白鳥が描かれております。



【No.218】リアン・アーユユーンヌアグン ルアン・ポークン ワット・バーンライ オオクワットブーン 2553年 シリアルナンバー774
こちらもシルバー製で、比較的最近のものであります。



新年一発目から、良品をチャオすることが出来ました!幸先の良いスタートを切れたように思います。
今年はこれから、どんなプラと出会えるか、非常に楽しみであります。
願わくば、渡泰して現地でプラを物色してみたいなぁ~。
おしまい。
また、雪が積もってしまいましたね。雪掻きの影響で、やや体に筋肉痛を感じております。
普段使わない筋肉を使うので、短時間でも筋肉痛になってしまいます。
そんな大雪に見舞われている日本を余所目に、少しずつ暑さを増しつつあるタイの状況を少しお伝えしたいと思います。
まずは、2月1日から再開した「TEST & GO」など、タイへの入国者の状況からです。

2月1日から10日までのタイ入国者は合計55,823人、そのうちTest&Go利用者が23,036人、サンドボックス利用者が27,667人となっています。
サンドボックス利用者が多いのは、リゾート目的で来ている観光客が多いということなんですかね。
隔離の5,120人というのはちょっと意味が分かりませんが、検査陽性者1,832人(3.28%)というのは、到着時の1日目検査での陽性者ということでしょうか。
ちなみに、陽性率が最も高かったのは、ロシアからの4,103人中768人が陽性となった18.72%で断トツで、次がカザフスタンの7.03%とかなり高い割合となっている。
ロシア製の新型コロナワクチン「スプートニク何とか」は、あまり感染防御能力は高くないんでしょかねぇ。
ちなみに、タイへの旅行者の出発国トップ10は、以下のとおりとなっております。

日本はトップ10から外れていますし、そもそも東アジア、東南アジアからは、シンガポール以外は外れています。トップ5までが真冬真っ盛りの北半球の国々なので、やはり、暖かさを求めたリゾート目的の観光客が多いのでしょうかねぇ。
さて、こんな外国人の流入の影響かは定かでありませんが、ここへ来て、タイの新型コロナ新規感染者数が増加傾向に転じてきました。
以下は、バンコク(カッコ内はタイ全土)の直近の日々の新規感染者数の推移ですが、2月3日以降は、前週の同じ曜日の数字を連続して上回り続けています。

こうした状況についてタイはまだ楽観的で、特段の制限強化策などは発令しておりません。
ただし、疾病予防局は、新型コロナ感染者が一日3万人に達するようであれば、ソンクラン祭りの中止も視野に入ると、ソンクラン祭りの中止の可能性も示唆しています。
なお、新型コロナの陰に隠れてあまり報道されていないように思いますが、PM2.5による大気汚染も非常に深刻です。
タイ天然資源環境省公害管理局によると、8日午後4時時点のバンコク都内の空気質指数(AQI)はほとんどの観測地点で「健康への悪影響が始まる」とされる100を超えたとのこと。

各地のAQIはバンコク都ワントンルアン区ラープラーオ通り164、ノンケム区マージャルーン通り162、バンナー区バンナー・トラート通り159、プラウェート区シーナカリン通り154など。
別な意味でマスクを外せなくなりそうですね。
さてさて、やっとここから本題です。
タイトルのとおり、慈善活動家でもある、我らが「ルアン・ポークンオッサン」の企画に乗っかって、タンブン(タイ語で「徳を積む」といった意味を表し、転じて「寄付をする」ことなども意味に含まれます。)しました。
今回のタンブンの内容は、以下のとおりです。
ラオスとの国境から約8kmのウタラディット県バーンコック郡ボルベア地区にあるバーンパンコムスクールが対象となります。(バンコクから車で8時間超の場所で、ほぼラオスとの国境にあります。)
もとは12,800平方メートルの広さの国境警備隊の事務所だった場所で、学校は2509年に開校し、現在は6人の教師とスタッフ、幼稚園2年生から小学校6年生までの49人の生徒が学んでいます。



学校の先生と話し合い要望を聞いたところ、現在、平屋建ての校舎に3つの教室があって、それぞれを2つに分割して学年ごとに授業していて、幼稚園児は会議室で勉強しているとのこと。
生徒のための十分なスペースがないことは明らかで、生徒のための教室を増やすことが最優先事項となったようです。


以下、提供予定のリスト。
1 平屋建て3教室の校舎を増築
2 教師と生徒がきれいな水を飲めるように浄水器を設置する。
3 教材の提供
4 教育レベルごとに学業/行動優秀者への奨学金を提供する。
5 生徒、教師、スタッフ、村長全員に昼食を提供する。
概算予算は約80万バーツ、建物の建設は3月に開始する予定。
最初の資金を2565年2月24日に学校に送金し、建設業者と契約。
7月8日(金)に、学校に新しい建物を贈呈、無料の昼食を提供、学生に奨学金を贈呈する予定。


タイの将来を担う子供たちのために、私もYSさんと一緒に、微力ながら協力させて頂くことと致しました。7月8日の贈呈式に参加したいのは山々ですが、現状では絶望的ですね。
いつかは、このウタラディット県にも行って見たいなぁ~。
訳の分からないタイトルとなりましたが、要するに「ネタ切れ」のため、直近にアップしたお話のその後の状況についてお伝えしたいと思います。何となく、姑息チックで気が引けますが…。
まずは、2月12日付公開『今年もタンブンしましたっ!』の件
ラオスとの国境から約8kmのウタラディット県バーンコック郡ボルベア地区にあるバーンパンコムスクールに以下を提供することを目的とした寄付事業にタンブンしたお話です。
1 平屋建て3教室の校舎を増築
2 教師と生徒がきれいな水を飲めるように浄水器を設置する。
3 教材の提供
4 教育レベルごとに学業/行動優秀者への奨学金を提供する。
5 生徒、教師、スタッフ、村長全員に昼食を提供する。
概算予算は約80万バーツ、建物の建設は3月に開始する予定で、最初の資金を2565年2月24日に学校に送金し、建設業者と契約。
7月8日(金)に、学校に新しい建物を贈呈、無料の昼食を提供、学生に奨学金を贈呈する予定、とのことでしたが、2月24日の最初の資金贈呈が済んだという連絡をYSさん経由で頂戴しました。
その時の様子を映した画像も送られてきましたが、驚いたのは、その贈呈目録のパネルにYSさんと私の名前が記載されていたこと。
少額のタンブンでしたが、このように取り扱っていただけると非常に嬉し思います。


これからも、機会があれば、タンブンを続けたいと思います。
次は、「タイ・フェスティバル」に関してです。
パンデミック前までは毎年、東京・代々木公園で開催されていた在京タイ王国大使館主催の「タイ・フェスティバル」ですが、2020年は新型コロナウイルスの影響で開催できず、2021年は代わりにオンラインで「タイドラマフェスティバル」が開催されました。
そして2022年の「タイ・フェスティバル」ですが、在京タイ王国大使館のインスタグラムによると、オンライン開催が決定し、テーマは「T-POP」となった模様です。

詳細は今後、どんどん発表になるとのことですので、引き続き注目が必要です。
果たして今年のオンライン「タイ・フェスティバル」には、どんなゲストが登場するのでしょうか?どうぞ、お楽しみに!
相変わらず、ロシア軍によるウクライナ侵攻が続いています。プーチン大統領やラブロフ外相の発言を聞いていると、「人は限りなく『悪』になれる生き物なんだな」と、つくづくうんざりします。
自分たちの行為を正当化するために、よくぞそこまで言うもんだなと、本当に独裁者というものの存在を悍ましく思う今日この頃であります。
そんな影響の一つかもしれませんが、日本航空(JAL)は燃油価格の上昇を受け、国際線旅客の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を4月1日発券分から値上げするそう。
タイ便(日本発1旅客1区間片道)の値上げ後の燃油サーチャージは9800円(現行8500円)になるようです。暫く、国際線に搭乗していなかったので、既に8500円かかっていることも知りませんでしたし、その上でのプラスだなんて…。
でも、悲観する情報だけではありません。タイの年中行事で最も盛大に開催されるお祭り「ソンクラン」(水かけ祭り)が今年、ようやく通常どおり開催されることになったようです。
新型コロナ感染拡大により一昨年と昨年は中止を余儀なくされましたが、プラユット首相が4月13~15日の期間中、すべてのソンクランイベントの開催と国内の自由な移動を許可したとのこと。
ただし、感染対策を徹底することが条件となっていまして、新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は18日に具体的にどのような感染対策を義務づけるかを協議する予定のようです。
→CCSAは、2022年の「ソンクラーン」の規制について、タイ正月期間である4月13日から17日までを休日とし、仏像に水を注ぐなど伝統的なお祝い方法でのイベントを行うことは可能ですが、路上での水のかけ合い、粉のかけ合いや泡パーティーは禁止とすることを発表しました。
一定のイベントは、厳格な感染対策に基づいて開催されるようですが、イベント会場でのアルコール販売・飲酒は禁止されるとのこと。
イベント会場以外では静かな「ソンクラーン」となりそうですが、イベントが開催できるだけでも、一歩前進ということでしょうか。
さらにプラユット内閣が、7月1日から新型コロナウイルスを風土病に指定(エンデミック)する計画を決定したことで、タイ国政府観光庁(TAT)はタイ入国の際に登録が必要な「タイランドパス」の終了などさらなる規制緩和を進めるとか。
「タイランドパス」登録が不要となれば、タイ入国のハードルは大きく下がります。
現状では、「タイランドパス」申請には、ワクチン接種証明書、2万ドル以上をカバーする医療保険加入、到着初日のホテル予約とPCR検査予約が必須となっていますが、「タイランドパス」が不要となれば、これらの必要書類も不要となっていくものと思われます。
→また、タイ保健省が策定したエンデミックへ向けた4段階の水際対策の緩和プロセスは以下のようになっています。
第1フェーズ(3月12日から4月初旬)
・到着初日にPCR検査、5日目にATK(抗原検査キット)検査
・非ワクチン接種者は隔離10日間
第2フェーズ(4月から5月)
・到着初日にATK検査
・非ワクチン接種者の隔離5日間
第3フェーズ(5月下旬から6月30日)
・ワクチン接種済みなら検査なし
・非ワクチン接種者は空港でのATK検査
・バーやパブなど娯楽施設営業可
第4フェーズ(7月1日):Post-pandemic (Endemic)
・入国者はATKもPCRも検査せず
さらに、さらに、私はまだ内容を理解できていないのですが、3月1日以降、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港で試行運用が行われていた「ファストトラック」(入国時の検疫手続きの一部の事前登録)というものがあるようなのですが、これが3月9日から成田国際空港でも利用できるようになったようです。
何でも、指定のアプリ(MySOS)上で、質問票、誓約書、ワクチン接種証明書、検査証明書を登録することで、入国時の検疫手続を簡素化できるということです。
ちょっと勉強してみようかな。詳細は以下の厚生労働省の専用サイトをご参照下さい。
今年のタイの雨季が終わる10月から11月頃には渡泰出来ますかねぇ、いや渡泰したいですねぇ、いや、渡泰するぞぉ~。
さてさて、ここからが本題であります。
タイトルからして察しがつくかもしれませんが、先日、YSさんから連絡があり、我らが「ルアン・ポークンオッサン」が2月下旬のプラコンテストに出品し、その入賞品につきチャオのオファーを頂いたとのことでしたので、いつものように一枚噛ませて頂きました。
その結果、以下のルアン・ポークン像をチャオさせて頂くことが出来ました。
【番外編】プラブーチャー ルアン・ポークン ピムサラーンバーラミー19 ヌアトーンルアンロンダム 9.9ニウ ダイバンジュリアン タクルットトーングン チウ 2557年 ワット・バーンライ 限定199体 シリアルナンバー18
ルアン・ポークンが入滅召される前年の発行で、ルアン・ポークンご参加のもと9日間に亘って祈祷が実施されたものです。
台座裏にはリアンタクアナンパーンチャナマーン2が9枚、金と銀のタクルット、そしてルアン・ポークンの袈裟が埋め込まれています。





このルアン・ポークン像は、仏像ではないので今回は輸出手続が不要だったとか。タイのこうした取扱いも面白いなと思いました。
非常に出来が良く美しいので、いつまでも眺めていられます。我が家の家宝となりそうです。
おしまい。
花冷えの雨模様が暫く続きましたが、ここに来て暑過ぎるくらいの陽気に見舞われ始め、初夏の訪れを感じずにはいられない今日この頃であります。
日本では、来週末からいよいよ大型連休のGWが始まります。
一応、コロナ関連の移動制限はありませんので、さて、どう行動しようかと思案しております。
さて、嬉しいニュースが飛び込んできております。当ブログでもその可能性をお伝えしたところではありますが、とうとうタイ国がほぼ全面開国となります。
昨日、COVID-19状況管理センター(CCSA)の本会議が開催され、5月以降のタイ入国規則の見直しが承認されました。この5月1日より「Test&Go」や「サンドボックス」の制度はなくなり、新たに「ワクチン接種済旅行者」と「ワクチン未接種旅行者」の2つのカテゴリーを設けて、入国要件規制を行うこととなったようです。
なお、「タイランドパス」の制度は残りますが、登録申請の手間は大幅に減ることとなります。
なお、日経新聞の記事によりますと、「未接種でも渡航前の検査で陰性を証明できれば、隔離措置を免除する。」とあり、このカテゴリーに含まれる解釈のようです。
また、「ワクチン接種」については、「米ファイザーや米モデルナ、英アストラゼネカなどのワクチンならば2回以上、米ジョンソン・エンド・ジョンソンは1回の接種で認める。」とのこと。うーん、素晴らしい!

「ワクチン接種済旅行者」については、これまで「Test&Go」では事前のホテルとPCR検査と空港送迎の予約が必須でしたが、これは撤廃されます。
つまり、タイ入国時の検査は一切不要となり、「タイ滞在中にセルフATK検査を推奨する」というコメントが付言されていますが、強制ではありません。
なお、医療保険加入義務は継続されるものの、これまで「最低2万ドルをカバー」する必要がありましたが、「1万ドルに減額」されます。
以上のことから、「ワクチン接種済旅行者」のタイランドパス申請時に必要な書類は、以下の3点となりましょうか。
① パスポート、② ワクチン接種証明書、③ 医療保険(最低1万ドル)加入証明書
なお、規定回数のワクチンを接種しておらず、渡航前の検査で陰性を証明できない「ワクチン未接種旅行者」については、ホテルで5日間の隔離を義務付けられ、滞在4日目か5日目にPCR検査を実施することとなります。
したがって、「タイランドパス」登録には事前のAQホテル予約証明が必須となるようです。
取り敢えず、タイ入国時の余分な手続と費用が減ったことは、非常に有難いことであります。
一方で、タイから日本へ帰国する際には、依然として入国前72時間以内の陰性証明書の取得が必要になりますので、相変わらず、タイの病院で不慣れなPCR検査を受けて陰性証明書の発行を受けなければなりません。
日本も少しはタイを見習って頂くと有難いんですがねぇ。
また、入国規制の緩和だけでなく、国内の様々な制限も緩和が進んでおるようであります。
タイでは国内各県を感染状況に応じて色分けでゾーニングし、ゾーンごとに規制内容を定めています。このゾーニングが5月1日より変更となります。

上図のとおり、オレンジゾーンが20県から0県へ、イエロゾーンは47県から65県へ、そしてブルーゾーンが10県から12県へと変更されます。
ブルーゾーンは、観光開国パイロットエリアとも言われて、観光促進のために設定されていますが、今回追加となるのは、ラヨーンとソンクラーの2県。
イエロゾーンとブルーゾーンでは店内飲酒が可能とされ、オレンジゾーンがゼロとなったことからタイ全県での店内飲酒が認められることになりました(最終的に認めるかどうかは県知事判断によるようですが…。)。
また、店内飲酒ありの営業時間は23時までに制限されていたところ、24時までに延長されます。
なお、バーやパブ、カラオケなどの娯楽施設は引き続き閉鎖のままで、具体的な再開予定時期は未だ不明となっております。
このように、夢の渡泰に向けて着々と規制が緩和され、その実現性が高まる中、残念な情報もあります。
前回のブログでもご案内しましたが、円安・バーツ高の進行であります。

先週は、危うく0.2600を割り込みそうになり、何とか踏みとどまったようですが、このトレンドが変わるような気配が見られません。
やはり、さっさと日銀の黒田総裁には交代してもらって、低金利政策からの脱却を図ってもらう以外に、この流れを止める方法はないのかもしれません。
さらに追打ちをかけるのが原油高でありまして、先日、JALが6月からの燃油サーチャージの値上げを発表しています。しかし、その値上げ幅が半端ないのです。


現行は、日本からタイへの片道で9,800円となっておりますが、6月1日からは19,600円と倍増となります。これではちょっと、使いたくなくなりますね。
そうなるとLCCに頼るしかないのかもしれませんが、こちらの運賃も上がっていくんでしょうねぇ。ホント、困ったもんだ…。

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プロフェッショナルファイルNo3/タイ プラクルアン マスター
●ブログ『やっぱり、プラが好き』筆者【太田 謙次 Ota Kenji】
軽い気持ちでサワディーショップにプラクルアンを求め来店。
原田店長のススメもあってドップリとプラの世界にハマってしまう。
プラとの出会いをつづったブログ「やっぱり、プラが好き」はプラ好きから注目をされている。
本コラムに掲載以外の写真盛り沢山ですので興味のある方はぜひブログもご覧になってください!
https://ameblo.jp/love-pra2018/
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